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お別れ会

先日、ななと訪問活動している老人ホームのお別れ会に伺いました。
ななが大好きだったAさんが亡くなってしまいました。

2年前の秋に、活動場所のロビーに車椅子に乗って、絶望的な顔でポツンとされていた。
脳梗塞で半身の麻痺と言葉を失われたそうで。
気になって「犬はお好きですか?」と声をかけると頷いてくれた。
ななにおやつをあげる時は、わざとじらしたり握り締めた拳をなかなか開いてくれず、
ななが鼻でこじ開けるのを楽しんでいらしたり。
段々、笑顔が見られるようになり。
活動日には必ずご家族が来て、犬達におやつを持ってきてくれて、Aさんがそのおやつを犬達にくれました。
だから、ななはロビーに入るとAさんを探して、見付けると傍に行きたくて(笑
傍に行ったら今度は離れなくて・・
ご家族は活動日だけAさんの笑顔が見られるからと毎回いらっしゃっていました。
Aさんの亡骸の枕元に二つの写真たてがありました。
ひとつは苑での行事に参加した写真。
もうひとつのちいさな写真たてに、ななとご家族と一緒に写った笑顔のAさんが居ました。
それを見た途端胸がいっぱいになりました。

今月の活動日、Aさんは具合が悪く活動に参加できませんでした。
毎月、Aさんにあうのが楽しみだった私はお願いして、ななを抱いて枕元で見せるだけと言う約束でAさんの部屋に伺うと、丁度車椅子に乗り部屋から出てくる所でした。
何時ものようにななはおやつをもらいました。
最期のおやつでした。

Aさんがさいごに話した言葉は「そら」だったそうです。
poppoママがAさんが言葉がでないのを知らずに「そら って呼んで下さい」って。
Aさんの膝の上でよそを向いてるそらちゃんにAさんが聞き取りにくい声で
「そら」って。
ご家族も職員さんも驚かれて、涙ぐんでいたそうです。


犬が大好きなAさんだったからと、苑の職員さんが私達にも声をかけてくださり、犬達も一緒にお別れ会に参加しました。
poppoママがりゅうちゃんとそらちゃんを連れて、私の友人が莉羅、椛ちゃんを連れ、同じく5年来のボラのSさんがミミちゃんを連れて参加しました。
ロビーの中央にAさんの亡骸があり、ご家族・入居者・職員・私達JAHAのボラがそれぞれお別れの言葉を述べました。
「千の風になって」が流れる中、入居者の方も一人づつ、花をAさんに手向けてお別れをしました
棺に入れていただくために、poppoママが犬達の写真を、私と友人は天国の犬にあげる為のおやつをご家族に手渡しました。
そして玄関に並び、Aさんの車を見送りました。
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「死」を隠さずに、入居のお年寄り達も皆で見送る。
正面玄関から、皆に見送られ車がクラクションを鳴らしながら走り出す。
以前から、ずっと続けられている苑のお別れ会です。
私達ボランティアが犬連れでお別れ会に参加したのは今回が初めてだそうです。
以前老人と犬
で読んで知っていたお別れ会でした。
実際に立ち会うことが出来て感動しました。

丁度、私とななは何かのお役に立ててるのかと思ったりしてて、活動3年目の中だるみの頃にAさんとお会いして、Aさんの表情の変化や、活動日だけ元気になり笑顔が見られることを聞いて
とても嬉しかったし、活動にやりがいを又、もてるようになれたのはAさんと出会えたからだと思います。

ななはお別れ会の最中2時間ほど、神妙にしていました。
いつもとの違いを感じたんだろうなと思います。

Aさんに「またね・・」とお声をかけました。
活動日、天国から遊びに来てくれたらいいなぁと。
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by 10107a | 2007-03-25 21:21 | Comments(6)

迷子

またまたご無沙汰しています。
皆様お元気ですか~
もう、桜の花が咲く季節になってしまいました。
ひと月に更新1回・・・・・・・お恥ずかしい限りです。


ちょうど1週間前、迷子を保護しました。
朝、夫の所の仕事に出かけるため駐車場を出て直ぐに・・
ゴールデン・Rが一匹で歩いてた。
とっさに車から降りて「おいで」って呼んだら、しっぽを振って傍に来た。
途中で切れたフルチョークチエーンを首元に垂らしながら。
顔が真っ白のおばあちゃんでした。
ものすごい悪臭と、毛玉だらけのおしりには、木の枝、草、葉っぱ、発泡スチロールの破片、うんちの乾いたの・・・・耳の飾り毛には黒い耳垢がこびりついて毛玉に・・・
爪は内側に丸く曲がりこんでた。

とりあえず、チエーンの端を持って家まで連れて帰ろうとしたら、前足を踏ん張って動かない。
車の中にリードがあるのを思い出してドアを開けたら・・
尻尾を振りながら、車の中に乗りたそうにしてる(笑
リードを見せたら・・・大喜びした。
リードを着けたら、これまた大喜びで尻尾を振りながら付いて来た。

エレベーターもすんなり乗った。
玄関先に繋いで警察に連絡。保健所とセンターにも。
長く放浪してたのかな
汚れ方も半端じゃなくて匂いも酷いし。
飼い主なんて見つからないかな。
里親募集したら、里親さん見つかるかな。
どのくらい家で預かるのかな。
段々、現実が見えてくる(笑

警察に拾得物関係の書類と、我が家で預かるということで、誓約書にサインさせられた。
飼い主が見つかった場合は、すみやかに返すこと。などなど・・

家に居た娘達にも笑顔一杯で大喜びの様子。
茜ととにかくシャンプーした。
拳ふたつ位の毛玉があちこちに。
耳の付け根にも。
耳の中は真っ黒。
毛玉をざくざく切りながらシャンプー。
おとなしくていいこでした。
乳腺腫もあった。
立ってるときに後ろ足が震える。

乾かして暫くして、まずはななに合わせ、次にアポロ、でトト。
お互いに匂いをかいで、あとは知らんぷり。
トトは遠巻きにしてた。

暫くは落ち着かなくてうろうろしてたけど、そのうち、わたしのひざのうえに顎を乗せてうとうと・・
もたれかかって、私の顔をぺろぺろ舐めてくれた。
とっても可愛い!
でも、おしっこは部屋のあちこちに(笑
名前をルリちゃんと茜が付けました。
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午後、知人のお嬢さんが看護婦さんをしている病院で健康診断をしてもらった。
体重25キロ、10歳くらい。
健康状態はまあ良いけど、フィラリア抗体検査が陽性でした。
ウンチも異常なし。
慢性的な外耳炎と乳腺腫も。
爪も切ってもらった。
血を抜くのも、耳掃除もおとなしかった!

居なくなったGRを探している人が居るとの事。
でも、そのこは1歳半。  残念。
なのに、看護婦さんが「放浪して過酷な生活してると老けちゃうのよ」って。
「くぅちゃん、くぅちゃん・・」って呼びかけてくれた(笑
フィラリアに乳腺腫に・・こんなにいい子なのに。
泣けてきた。

車に乗りなれてるみたいで、中でもおとなしかった。

おしっこも段々、ドアを開けると外でするようになっつた。
ご飯もおやつも4匹で仲良く食べれたし、私が台所に立つと、アポロの横に立って一緒にこっちを見てる。あぽの顔にすりすりしてると、じっとこっちを見てる。
「おいで」って呼ぶと、尻尾振って来てくれて、同じようにすりすりしてあげられた!
お手もお代わりも伏せも待てもできる。
家族が帰ってくると、大喜びで出迎えてくれて。
迷子のチラシも長女が作ってくれた・・・でも、
このまま見つからなければ家に居ればいいねって・・・
こんなにした飼い主には返したくないねって。
寝る時は茜のベットの下にあぽのベットをおいたら、そこで朝まで寝てた。
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次の日は、朝から仕事だったのでpoppoママさんに預かっていただきました。送り迎え付きで助かりました。その時の様子が写真一杯でブログに書いて下さいました。どれも良い写真ばかり!
poppoママのところでも笑顔一杯でした。

その間に警察から連絡があって。
飼い主らしい人が見つかったとの事。
居なくなった届出をされたそうで・・・・
飼い主が名乗り出たこと事態、驚きでした。
捨てられた放浪犬だと思ってたから。

直接我が家に犬を見に来るとの事を警察から言われた。
飼い主が電話もくれた。仕事中で出れなかったけど・・
でも非通知番号。

poppoママがルリちゃんを送ってきてくれて・・・
予定時刻を大分過ぎて、中・高生位の息子が来た。
(来る5分前くらいから、ルリちゃん、玄関のドアをくんくんし始めた。)
「ランです!」
ルリちゃん尻尾を振ったけど大喜びはしなかった。

勝手にシャンプーして毛玉を切ったこと。
病院で見てもらったことを話した。
ガキのくせに言い訳が慣れてる。
「ドライヤー嫌がるんですよ~」
「耳触らせないんです」
「兄が散歩に行ってたんだけど、暫く行かなかったから」
「門を開けっ放しで兄が出かけて・・・」
「普通の首輪は抜けちゃうから」
話してる最中、ルリちゃんはおにいちゃんに背中を向けて、明け放した玄関から家の中を見てる。
リードも持ってきてなくて(兄が持って出かけちゃったとのこと)、紐らしきものを持ってきたみたいで。我が家のいらないのをあげた。
病院で出た耳の薬も持たせてあげたけど・・・さしてくれるかな。

「ラン、行くぞ」
ルリちゃんはっとして、お兄ちゃんに付いて行った。
エレベーターに乗り込んでこちらを向いた顔が無表情だった。

なんとなく心配で・・・
次の日、名乗った苗字と教えてもらったおおよそのルリちゃんのお家の場所を確かめに行った。(詳しい住所は聞けませんでした・・というか、聞かなかった)
教えてもらった所にお家はなかった。
保健所・センターに飼い主が見つかったことを知らせて、状況を説明した。
飼育指導してくれるとのこと。
詳しい住所を警察に聞くけど教えてもらえず。
保健所からは警察に住所を照会できないって。
お巡りさんを説得したけど、ダメ。
「犬の体のことを心配してたと伝えます」って・・・
結構だと伝えたのに、その夜、3~40歳くらいのルリちゃんのお父さんらしき人から電話が。
電話は昨日来た息子の携帯からでした。
今までのお礼を言ってもらい、何かお礼がしたいと言って来た。
耳の薬代やらも払いたいからと。
丁重に断り、ルリちゃんが良い子な事、病気のことを話した。
お父さんは、息子と同じように言い訳だらけでね。

又、会いたいから、あわせてもらえますかって聞いて、家の場所を教えてもらって電話を切った。

次の日、またまた、教えてもらった場所におうちはなかったの。

お散歩仲間に話したら、3~4年前に同じように保護したって人が居て。
その時、おまわりさんが、「これで3回目だ」って言ってたそうで。
その時も匂いが酷くて汚かったって。
近所らしく、住所を教えてもらうことが出来ました。
保健所にも知らせました。
私は、遠くから見るだけで、ルリちゃんには会っていません。

ルリちゃん鼻が少し硬くなってて、息も荒いのと、舌が時々青くなるのと・・・
あとどのくらい生きていられるのかな。

ご飯だけはちゃんともらえてるみたいだったし居なくなって探してもらえて、まだ、いいのかな・・
まだ、いい方なのかな。

近所のゴールデンは庭の隅に繋がれてる。
そこのうちの子供が帰ってきて、大喜びでわんわん吠えてるのに、チラリとも見ないで家に入っちゃった。よく吠える子で、最近その犬のハウスの周りにベニヤの囲いが出来てて。
そのこ、外の景色が見れなくなっちゃった。

ルリちゃんもあのこも、あきられちゃったのかな。
エレベーターに乗り込んでこちらを見た、ルリちゃんの無表彰な顔が忘れられないです。

早く愛護法の虐待の定義がはっきりとされますように。

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by 10107a | 2007-03-19 21:35 | Comments(10)