迷子

犬の精神年齢は人間の3歳児くらいで、知能は9歳児くらいだそうです。
私は子どものころ、身近な大人に対して 疑う という感情を持たずに成長できました。
大人のすることはすべて正しくて、一緒に居ると安心できて。
安心できるということに気が付いたのは、迷子になったことがあったから。
迷子になった瞬間、知らない人が怖くなり、信じられなくなった。
安心できる人が傍にいるから、知らない人に対しても怖くなかったんだと、今思う。

捨てられてしまった犬や、親兄弟から離された子犬は、きっと
この迷子の心境なんだと思う。

マイケル・w・フォックス先生が著書「犬マッサージ」の中で、
「愛情深いふれあいはすべての社会的動物にとって、健康や成長のためになくてはならないもの」と書かれています。
人間から、愛情やふれあいを受け取らないで育てられた犬も、もしかしたら
迷子の心境ではないでしょうか。

私の大好きなブログ私に何の関係があるというのだの中の、8月10日付け「僕は賭けてもよいのですが」を、ぜひ、ご覧下さい。
ネグレクトされた犬が保護されて幸せになっていくお話です。
一度人間に裏切られた犬が、また、人間と絆を築いて行くのは、その過程も感動します。
ふっと思いました。
長い年月をかけて犬は人間に飼いならされて、人間の都合が良いように改良されてきた。
人間を信じること、恨んだりしないこと。
そんな気持ちも、もしかしたら、人間が作り上げたものなのではないだろうか・・
もしそうなら、鳥肌が立つくらい恐ろしい。

もしそうなら、そうだとしたら、
だからこそ、私たちは、守らなければならないのではないでしょうか。
安心していつもいられますように。
飼い主と一緒なら、どんな人もどんな場所も怖くない。

心が迷子の犬が居なくなりますように。
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by 10107a | 2015-08-15 12:06 | Comments(0)
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